三十路オタクの世界

三十路を過ぎた30代のおじさんが手に入れた物を記事にしたり 日々のことを書き綴る趣味全開のブログです。SDガンダム系、カードダス、おもちゃ、食玩、漫画、アニメ、ゲームなどなど自分が大好きな新しいものや懐かしいものを記事にしてます。 だいたい夜に更新してます。

ライトノベル

ミッドナイト・マジック 夢幻 叶恭弘 ライトノベル 集英社

1993年にジャンプジェイブックスで刊行された夢幻先生と叶恭弘先生の「ミッドナイト・マジック」です。


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ミッドナイト・マジック懐かしい!!


子供の頃、本屋でたまたま見つけてハマった思い出の作品なんですよ。

一言で言うと吸血鬼探偵モノです。



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主人公の如月明(きさらぎ あきら)は探偵。


しかしただの探偵ではなく、その正体は吸血鬼であり、夜になると人間離れした身体能力で無敵の強さを誇ります。



明は強くて格好いい主人公だったな~。




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雰囲気は違うんだけど、シティーハンターのリョウにちょっと似てます。

スケベで美女が大好きってのところとか似てるwww


ただリョウと比べると三枚目成分が少なめかも。




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この子はヒロインの美鈴ちゃん。

小悪魔という言葉はこの子の為にあるような超小悪魔ヒロインで、明のことが大好きでいろいろと誘惑してくる女子高生です。




しかし明は大人の女性(美女限定)が大好きで、美鈴みたいなガキは興味なし。


これね、当時読んでて勿体ない!と思いましたよ(笑)


美鈴ちゃん可愛いのにな~。




ピチピチの美少女JKに惚れられるとか超羨ましい状況なのに手をださないなんて勿体ない!

まあ未成年に手を出さない明は至極まともとも言えますけどね。



このあたりもリョウに似てるかも。



あ、ただ吸血鬼なので美女(美鈴も含む)の血は吸います。




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そんなモテモテで無敵な明も、夜以外だと普通の人間と変わらない身体でピンチになったりします。



だからまあ、明は正確には不死身ではない。

少なくとも夜以外に銃撃されたら普通に死にます。


つまり明は夜限定で無敵なのです。




朝とか昼に敵にボコられて瀕死状態→夜になるとピンピンして超無敵になって敵にリベンジ!


このパターンが楽しかった(笑)

お約束展開、王道展開が心地よかったです。





子供の頃に大好きだったこのミッドナイト・マジック。



今思うと、少年だった私が大好きになる要素がたくさん詰め込まれた作品でした。


強くてカッコイイ主人公、ハードボイルドな探偵もの、
かわいいヒロイン、悪い奴等をボコる勧善懲悪、吸血鬼要素とかね。



シティーハンターとどことなく雰囲気が似てるのもありますね。




MIDNIGHT・MAGIC (JUMP jBOOKS)
叶 恭弘
集英社
1993-07-02



ちなみに全7巻なんですけど、1~5巻まではメチャクチャ面白くて一気に読んじゃいました。

6巻と7巻はちょっと退屈というか期待ハズレだったかな。




あとジャンプでこのミッドナイト・マジックの漫画版を一度だけ読んだ記憶があるんですけど、あれって単行本化されてないのかな?


あの漫画版をもう一度だけ読みたいんですけど、探しても全然見つからないんですよね・・・。





平成ももう終わりですね。

令和もよろしくお願いします。

ゼロの使い魔21巻

ゼロの使い魔21巻です。


ゼロの使い魔 (21) 六千年の真実 (MF文庫J)
ヤマグチノボル
KADOKAWA/メディアファクトリー
2016-02-25




2013年4月4日、ヤマグチノボル先生が闘病の末、お亡くなりになられました。
その時の私の喪失感は言葉では言い表せないものがあります。
アニメでゼロ魔を知り、原作を読んでファンになりこのまま完結まで付き合うぞ!
と思っていただけにヤマグチ先生の死はただただ悲しかったです。


ところが何と前作である20巻の発売から5年。
ヤマグチノボル先生が書き残したプロットを元に代筆者の方が続きを書いた
ゼロの使い魔21巻が発売されました!奇跡が起きた!
もうこの作品の完結は諦めていただけに本当に嬉しかったです!


ただ不安も当然ありました。
いくらヤマグチ先生が残したプロットを元に書いたとは言え別人が書いた物。
あのヤマグチ先生の書くゼロ魔の雰囲気をちゃんと出せるのか、と。
そんな不安や心配は発売された21巻を読んで杞憂に終わりました。
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私が大好きだったサイトやルイズにまた会えた!
まるでヤマグチ先生が生き返って20巻の続きを書いてくれたみたいな
そんな事を思ってしまう程になんの違和感もなくゼロ魔の世界が続いてるのです。
読んでて分かるのですが、随所にヤマグチ先生へのリスペクトを感じられます。
いやあ、代筆者の方は本当に良い仕事をしてくれました。
これこそまさに理想的な代筆者による続刊です。
はっきり言ってこれはゼロ魔そのもですよ!

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この21巻、物凄く面白いです!
詳しくは書きませんがワクワクする展開で、物語が完結に向って行ってるのがはっきりわかります。
そして続きがとても楽しみです。
5年待った甲斐がありました。素晴らしいです!


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あとがきを読んでいる時、少し泣いてしまいました。
ヤマグチ先生はまだまだゼロ魔を書きたかったんだな。
ちゃんと完結させたかったんだな、と。
そしていつしか「ゼロ魔は絶対に完結させたい。誰かに書いてもらいたい」
そうヤマグチ先生は思うようになったそうです。

安心してください、先生。
まさに理想的な形でゼロ魔が再開しましたよ。
天国のヤマグチ先生がこの21巻を読んだらきっと喜んでくれると思います。



とにかく完結まであと1冊。
私はファンとして読者として応援し、ゼロ魔の完結まで付いて行きます。
21巻の製作に関わった全ての人に感謝。
そして素晴らしい作品を遺してくれたヤマグチノボル先生ありがとうございます。







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