私が大学生の頃に放送し、ハマっていたTVアニメ「機動戦士ガンダムSEED」の最強のラスボス・クルーゼ。



kuruze
ガンダムSEEDの中でもクルーゼが特に大好きで、


放送終了から17年以上経った今でも強烈に記憶に残っています。






人の業によって生まれた不幸な生い立ちのラウ・ル・クルーゼ。


ムウ・ラ・フラガの父親であるアル・ダ・フラガのクローンでありながら、失敗作という烙印を押され、捨てられた過去を持つ彼。


クローンの失敗作という事で老化が早く、年々身体は衰え、悶絶するほどの痛みに襲われる日々。


寿命も一般人より短いのは間違いないでしょう。




その恨みからアルを抹殺し、自らを生み出した人類への復讐の為に血の滲むような努力をしたクルーゼ。




そんな彼の壮絶な生い立ち、生き様は現代人の我々の心に語りかけてくるものがあります。






20142c06-s
ぶっちゃけ、自分がクルーゼのような境遇だったら全世界を恨まない自信はないですね。



それくらいクルーゼは共感を持てるキャラだったし、確かな魅力を感じたキャラでもあります。




クローンとして生まれ、失敗作の烙印を押されたクルーゼ。


勝手な大人の欲望の為に生み出されたクルーゼ、人類を憎まない筈がありません。




全人類への憎しみ、そして最高のコーディネイターであるキラへの嫉妬、羨望、共感、殺意。


いろいろな感情が絡み合ってたと思えます。






彼の心の叫び一つ一つが心に突き刺さるんですよねぇ





もしかして誰もが、心のどこかにクルーゼらしさを持ってるんじゃないかと。

そう思えてきます。






一つだけ言えるのは、私が平成のファーストガンダムと言われるSEEDを今でも大好きなのは




クルーゼというキャラの存在が大きかったと、自信を持って言えます。




そりゃあキラとかラクスとかストライクガンダムとかフリーダムガンダムとかプロヴィデンスガンダムとか大好きでしたよ?





でもね、クルーゼは別格なんですよ。




その証拠にクルーゼ亡き後のガンダムSEED destinyは正直物足りなかったです。





2014_10_14_1
最終決戦時、キラとの死闘で散る間際の彼は笑っていました。

もしかしてこれでようやく苦しみから解放される、と思ったのかもしれません。






クルーゼと言えば、本編に残した名言がたくさんあります。



ここでは彼が生前に残した名言を振り返ってみましょう。





『私の勘がそう告げている。ここで見過せばその代価、いずれ我らの命で支払わねばならなくなるぞ。地球軍の新型機動兵器、あそこから運び出される前に奪取する』


思えば第1話のガンダム強奪作戦はクルーゼが考えた作戦でしたね。


結果的にガンダム強奪作戦は大正解だった訳ですが、彼の「先見の明」が確かだったんですね。





『私のではない!これが人の夢!人の望み!人の業!』

『他者より強く!他者より先へ!他者より上へ!』

『競い!妬み!憎んで、その身を喰い合う!』




最終決戦時、最新鋭のプロヴィデンスを駆りムウが乗るストライクを圧倒した時の台詞です。




いやぁ~このクルーゼの台詞はいいですねぇ。

ぶっちゃっけ綺麗ごとを無しにすれば真理でしょう、コレは。






ここからは私の大好きなクルーゼの台詞連発です。






『私にはあるのだよ! この宇宙でただ一人、全ての人類を裁く権利がな!』



『また君か・・・。厄介な奴だよ、君は! 
あってはならない存在だというのに・・・。
知れば誰もが望むだろう! 君の様になりたいと! 君の様でありたいと! 
故に許されない・・・君という存在を!」



『君の歌は好きだったがね・・・』

『だが世界は歌のように優しくはない!』



『それが誰に解る? 何が解る? 解らぬさ!誰にも!』




『それが人だよ!キラ君!』


『っは!何が違う!何故違う!』


この憎しみの目と心と、引き金を引く指しか持たぬ者達の世界で!』


『何を信じ、何故信じる!?』


『知らぬさ!所詮人は己の知ることしか知らぬ!』




『これが定めさ! 知りながらも突き進んだ道だろう! 
正義と信じ、解らぬと逃げ、知らず、聞かず! 
その果ての終局だ! もはや止める術などない! 
そして、滅ぶ・・・。 人は!滅ぶべくしてな!』






『まだ苦しみたいか!いつかは・・・やがていつかはと! 
そんな甘い毒に踊らされ、いったいどれほどの時を戦い続けてきた!?』





クルーゼのことをキチガイだと断じる人もいるでしょう。

しかし、私はそれだけじゃないと思います。




何故、人はこうもクルーゼの台詞に心動かされるのか?


それは上でも書きましたが、誰の心にもクルーゼがいるからじゃないか?と改めて思います。