こんばんは。
今回はコロコロで長年マリオくんを連載している沢田ユキオ先生のスーパーマリオくん傑作選を読んだ感想です。

単行本とはデザインの方向性が違うシンプルな表紙。
へえ、こうきたか・・・

でもやっぱり裏はいつものギャグでしたw
前にもこのブログで書きましたけど、私は小学生低学年の頃にマリオくんを愛読していました。
単行本は確か12巻くらいまで集めてたっけな。子供のすくないお小遣いで、近所の小さい本屋に最新巻を買いに行ったものです。
1巻の発売日は1991年7月。懐かしい筈だわ・・・
この表紙、今でも覚えてます。
確か12巻くらいまで読んでいたのは覚えてるんですけど、いつの間にか卒業していました。
で、それから月日は流れ、30歳過ぎてから始めたこのブログでマリオくんのことを思い出して調べたらところ、今でもコロコロでマリオくんが連載し続けていることに驚きました。
すげー!沢田ユキオ先生まだ続けてたんだ!
しかも今ではもう53巻まで出てるとかすごすぎる(笑)
こうしてこの作品のことを思い出したのも何かの縁だと思い、マリオくん傑作選を読んでみました。
流石に12巻あたりで読むのを中断してしまった私が53巻まで読むのは大変なので。

禁断にして衝撃のマリオッサン。
こ、これは・・・こんなに哀愁ただよう沢田先生のマリオを初めて見ました。



25年ギャグ一筋で走り続けてきた沢田先生の心の叫びがつまった前代未聞のマリオくん。
この作品を読むまで知らなかったんですけど、沢田先生の父上が病気した時も亡くなった時も、私が子供の頃に読んだあのギャグ満載のマリオくんを描き続けていたみたいです。
コレ、辛かっただろうなぁ・・・もしこれが自分だったら辛くて心配で多分、仕事どころじゃなかったと思います。

『そんな時くらい、シリアスにさせてくれよ』
これはマリオの声というより、沢田先生がマリオを通して発した心の叫びなんだろうなぁ。
そしてこれはマリオの台詞、
『コロコロでおれは、いつも元気で明るい存在でいなくっちゃいけない』
これもまたプレッシャーになってた筈。
私が子供の頃に読んだマリオくんのまま今日までずっと続けてきたと思ってましたけど、やはりここに至るまでには紆余曲折、計り知れない苦悩と絶望があったと思うと心に何とも言えない感情がこみ上げてきました。
沢田先生、辛い時は無理しないでください。
人間、歩き続ける為には休むことだって必要なんです。
マリオだって休みなくBダッシュし続けるよりも休ませてあげることが大切ですよって。
20数年もマリオくんから離れていたニワカファンの私が言うのもアレですけど、ついついこう思ってしまいました。
でも大人になった今、こういった沢田先生の声やマリオくんを見られてよかったと思います。
今でもコロコロで昔と変わらず、面白いマリオくんを描き続けている沢田先生のことが昔よりももっと好きになってしまいました。
この人は日本の漫画家の宝だ。

ここからはいつのもギャグ話に戻りつつ、ちょっといい話を集めたエピソード。
長い間マリオくんから離れていた私は知らなかったんですけど、マリオくんにもドラえもん的なちょっとウルッとくる所謂"いい話"があったんですね。
今回収録されている話はどれも読んだ記憶がないものなので、私が離れていた間のものみたいです。

マリオとルイージの兄弟愛の話。
普段アホばかりやってるマリオがこういう台詞を言うっていいなぁ。
その、なんていうか普段とのギャップと言いますかね。心に届くものがあります。
例えば普段ガサツで意地悪ばかりするジャイアンが、仲間の為に身体を張る感じですかね。
そういえば、ボンボンの本山先生のマリオ漫画でも兄弟愛の話にウルッときたっけ。

そういえばルイージと言えば、私が昔読んでた時と随分と変わりました。
連載初期のルイージはマリオと瓜二つの丸顔で、性格も今みたいに温和じゃなくてマリオに近い感じだったんですよね。
昔のルイージに関してはこちらのコロコロの記事で書かせてもらいました。
コロコロコミック 1991年 10月号

こちらは沢田先生の大のお気に入りのヨッシーメインの話。
ヨッシー可愛くて私も大好きでした。


ヨッシーにプレゼントする為に内緒でクリスマスケーキ(グロいw)を作っていたマリオたち。
ええ話や・・・!
おじさんこういう話に弱いんだよなぁ。
ギャグだけでは終わらないマリオくんって本当素晴らしい漫画だと思います。
子供の頃にマリオくんにハマっていた人が、大人になってもう一度読むに相応しい傑作選でした。
懐かしさ、驚き、そして新たな発見が詰まった一冊になっています。
私の子供の頃の青春と、また一つ再会できました。
沢田先生、マリオくんを続けてくれてありがとうございます。
今回はコロコロで長年マリオくんを連載している沢田ユキオ先生のスーパーマリオくん傑作選を読んだ感想です。

単行本とはデザインの方向性が違うシンプルな表紙。
へえ、こうきたか・・・

でもやっぱり裏はいつものギャグでしたw
前にもこのブログで書きましたけど、私は小学生低学年の頃にマリオくんを愛読していました。
単行本は確か12巻くらいまで集めてたっけな。子供のすくないお小遣いで、近所の小さい本屋に最新巻を買いに行ったものです。
1巻の発売日は1991年7月。懐かしい筈だわ・・・
この表紙、今でも覚えてます。
確か12巻くらいまで読んでいたのは覚えてるんですけど、いつの間にか卒業していました。
で、それから月日は流れ、30歳過ぎてから始めたこのブログでマリオくんのことを思い出して調べたらところ、今でもコロコロでマリオくんが連載し続けていることに驚きました。
すげー!沢田ユキオ先生まだ続けてたんだ!
しかも今ではもう53巻まで出てるとかすごすぎる(笑)
こうしてこの作品のことを思い出したのも何かの縁だと思い、マリオくん傑作選を読んでみました。
流石に12巻あたりで読むのを中断してしまった私が53巻まで読むのは大変なので。

禁断にして衝撃のマリオッサン。
こ、これは・・・こんなに哀愁ただよう沢田先生のマリオを初めて見ました。



25年ギャグ一筋で走り続けてきた沢田先生の心の叫びがつまった前代未聞のマリオくん。
この作品を読むまで知らなかったんですけど、沢田先生の父上が病気した時も亡くなった時も、私が子供の頃に読んだあのギャグ満載のマリオくんを描き続けていたみたいです。
コレ、辛かっただろうなぁ・・・もしこれが自分だったら辛くて心配で多分、仕事どころじゃなかったと思います。

『そんな時くらい、シリアスにさせてくれよ』
これはマリオの声というより、沢田先生がマリオを通して発した心の叫びなんだろうなぁ。
そしてこれはマリオの台詞、
『コロコロでおれは、いつも元気で明るい存在でいなくっちゃいけない』
これもまたプレッシャーになってた筈。
私が子供の頃に読んだマリオくんのまま今日までずっと続けてきたと思ってましたけど、やはりここに至るまでには紆余曲折、計り知れない苦悩と絶望があったと思うと心に何とも言えない感情がこみ上げてきました。
沢田先生、辛い時は無理しないでください。
人間、歩き続ける為には休むことだって必要なんです。
マリオだって休みなくBダッシュし続けるよりも休ませてあげることが大切ですよって。
20数年もマリオくんから離れていたニワカファンの私が言うのもアレですけど、ついついこう思ってしまいました。
でも大人になった今、こういった沢田先生の声やマリオくんを見られてよかったと思います。
今でもコロコロで昔と変わらず、面白いマリオくんを描き続けている沢田先生のことが昔よりももっと好きになってしまいました。
この人は日本の漫画家の宝だ。

ここからはいつのもギャグ話に戻りつつ、ちょっといい話を集めたエピソード。
長い間マリオくんから離れていた私は知らなかったんですけど、マリオくんにもドラえもん的なちょっとウルッとくる所謂"いい話"があったんですね。
今回収録されている話はどれも読んだ記憶がないものなので、私が離れていた間のものみたいです。

マリオとルイージの兄弟愛の話。
普段アホばかりやってるマリオがこういう台詞を言うっていいなぁ。
その、なんていうか普段とのギャップと言いますかね。心に届くものがあります。
例えば普段ガサツで意地悪ばかりするジャイアンが、仲間の為に身体を張る感じですかね。
そういえば、ボンボンの本山先生のマリオ漫画でも兄弟愛の話にウルッときたっけ。

そういえばルイージと言えば、私が昔読んでた時と随分と変わりました。
連載初期のルイージはマリオと瓜二つの丸顔で、性格も今みたいに温和じゃなくてマリオに近い感じだったんですよね。
昔のルイージに関してはこちらのコロコロの記事で書かせてもらいました。
コロコロコミック 1991年 10月号

こちらは沢田先生の大のお気に入りのヨッシーメインの話。
ヨッシー可愛くて私も大好きでした。


ヨッシーにプレゼントする為に内緒でクリスマスケーキ(グロいw)を作っていたマリオたち。
ええ話や・・・!
おじさんこういう話に弱いんだよなぁ。
ギャグだけでは終わらないマリオくんって本当素晴らしい漫画だと思います。
子供の頃にマリオくんにハマっていた人が、大人になってもう一度読むに相応しい傑作選でした。
懐かしさ、驚き、そして新たな発見が詰まった一冊になっています。
私の子供の頃の青春と、また一つ再会できました。
沢田先生、マリオくんを続けてくれてありがとうございます。













































































